昨日のエンントリーで言ってしまいましたが
書きかけのネタの中から、内容が古くないものをひとつ。
何となく映画ならではの空気感の
ゆったりしたのが観たいと思っていて
楽しみにしていました。
公開からかなり遅れて新潟上陸の『しあわせのパン』。
公開したばかりだったのに、朝の早い時間と、
遅い時間しかやっていないという
ヒットさせる気のなさそうなスタンスの割に(笑)
結構人が入ってました。
そして女子率高い!95%女子!
ワタシは20時台の時間で観ました。
本も読んでいましたが、予告を見る限り
『かもめ食堂』とか『めがね』とか
ストーリー展開を楽しむより、景色とか映像のきれいさとか
セリフの余白とか、細かいディテールに浸る映画と
勝手に想像していました。
でも実際はストーリーもかなり入り込んでしまう感じで。
予想外の泣ける映画でした。
絵本のくだりはもっと掘り下げて欲しかったですが
まだ公開中なのであまり言わないことにします。
それにしても、景色はきれいだし
パンは本当においしそうだし
矢野顕子と清志郎の『ひとつだけ』は映像とベストマッチだし
それだけでも十分癒されます。
そしてあがた森魚もいい味だしてます。
やっぱり「大事な人とと食卓を囲む」ってことは
この上ないしあわせなんだ、ということを
教えてくれる映画です。
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